獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-199912-41

マルチレス、8題
投稿日 1999年12月7日(火)11時36分 プロキオン

>ムクムク先生へ
ゲストカウンターの表示が過去の数値(18万人)に戻ってしま
っているようですが・・・・。
ついでに、投稿用のページで昨日投稿したばかりなのに 投稿者
データーが消えていました。

12月4日の 高崎さんへ
交配予定の両親にキンクマの毛色の遺伝子が保有されていれば、
何代か先に望みの色がでる可能性もあると思いますが、茶白のパ
イドとアルビノで直接1代目に出現する可能性はあまりないと考
えられます。

12月5日の よっちゃんへ
文鳥はそれぞれ単独のケージへ入っているのでしょうか? 一緒
のケージでしょうか?
一緒なら、犯人がいる可能性が高いと思いますよ。単独飼いなら
病院で診て貰うことをお勧めします。

12月5日の ヤマシタさんへ
死因を調べてくれるところに心当たりがあるのなら、是非そうし
て下さい。
ただ、複数死亡したからといって、直ちに病気とは限りません。
この時期ですと疑似冬眠から死亡する例もありますので、餌や飼
育環境のチェックも必要と考えます。

12月5日の ヒーコさんへ
ウサギが餌を食べないのであれば、まずは病院へ行ってください。
歯や胃・消化管の食滞のチェックを実施して貰って下さい。

12月6日の まるさんへ
体が悪くなってきたとありますが、具体的な内容がわかりません。
四肢の麻痺のことであるのなら、鍼よりも先に神経系の検査を受け
るべきかと思います。
神経型ジステンパー、腫瘍の浸潤、ヘルニア等原因は色々考えられ
ると思います。プロプリオセッションや脊髄造影で病巣の位置はか
なり推定できるはずです。

12月6日の ジゼルさんへ
書き込みから判断すると慢性腎不全の末期状態だったように受け取
りました。看護としてできることは「1人きりにしない、側につい
ていてあげる」だけで良いと私は思います。ジゼルさんのお気持ち
は伝わっているはずです。
欧米でしたら、ここまで来る前に安楽死の処置をされていたケース
ではないでしょうか? 私は安楽死を肯定しない考えなのですが、
痙攣時の抗精神薬は使用すると思いますが、それ以上は延命処置は
施さないケースと考えます。猫本人もジゼルさんもよく頑張られま
した。

12月6日の 山田さんへ
すでにレスが付いていますが、私も猫の爪を抜くのには賛成できま
せん。
猫にとっては、かなり痛いしのストレスですよ。爪とぎでしたら、
これは各種のグッズで防げます。
人間への攻撃でしたら、これは生後6月から1歳半まで飼育された
方の責任です。人間への攻撃性という問題行動であるのなら、これ
はハッキリとした目標がありますし、飼い主の接し方で必ず治りま
す。猫だって、遥かに大きい動物(人間)に向かって好んで攻撃を
仕掛けたいとは考えていません。猫の方が恐がっているのです。


12月6日の れいらさんへ
「4ケ月だからワクチンは1回で良い」と言われたブリーダーさん
は信用できて、「今ワクチンを接種したいくらいだ」といわれた獣
医師は信用できませんか?

私は心情的にこの獣医師にうなづけますよ。ワクチン株はウイルス
にしても、細菌にしても、継代されて増殖スピードがあがっていま
すから、同時に体内へ入ったのなら野外の病原性株に打ち勝ってく
れるのです。つまり、発病初期であるのなら、治療の手段としても
利用可能なのです。

むろん、このことは認可された方法ではありませんし、細菌が関連
したケンネルコフではウイルス疾病程の効果もなく、すでに3週間
経過しています。したがって、今回は2回目のワクチンの適応では
ありません。だから、接種しなかったのでしょう。

れいらさんは、検査もせずにとおっしゃいましたが、これは検査以
前の問題なのです。ちゃんと2回目のワクチンを接種していてくれ
たら、もっと早く病院へ来ていたらという気持ちが言わせたセリフ
だと思いますよ。
疾病に関してでしたら、ブリーダーよりも獣医師の言葉を信用して
欲しいと思います。これは過度の要求ではないと思うのですが。

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