初めまして。私は畜産系の学科の4年生です。
授業や卒論のために動物実験(解剖)を行っています。
実際に実験を行って私が感じ、考えたことなのでかなり偏っているかもしれ
ませんが１意見として参考になれば、と思います。

私にとって動物実験は、必要なことだったと思います。
私も動物好きの１人です。　だったら何故動物実験を・・・と思われるかもしれませんが。
畜産を学ぶ、ということでウシや豚、鶏など様々な動物の解剖を行いました。
そこでまず先生がおっしゃったのは、「動物の命を断つということがどうゆう事なのか、よく見て起きなさい」ということでした。
自分たちが日頃食べている肉が、動物の命を絶つことから始まっていることを
強く印象づけられました。今まで以上に、命の大切さを実感しました。
また、実際動物実験を行ってみて百聞は一見にしかずだと思いました。
どんなに授業で聞いていても、実際見たら、絶対に忘れない。忘れられないからです。

実験で使用されている動物達は実験用として開発された種です。
いわば肉や牛乳のために飼育されている牛などと同様、実験を行うために繁殖、飼育されています。
実際問題今の普段の生活には動物実験にかなり頼った部分があります。
もちろん無駄な動物実験がよいとは思いませんが、最近では、なるべく実験動物に苦痛を与えないように・・・という意識も、研究者の中で、高まってきているように思います。

動物で実験することによって、私はいろんな事を得ました。
普段、犠牲になっている家畜達に感謝しながら食べ物を食べるように、実験に使用した動物達に、いつもありがとう、と思いながら実験を行っています。

だから、かわいそう、と頭ごなしに動物実験を反対するのではなく、
犠牲になった動物達に感謝して、有り難くその恩恵を受けてもいいのではないか・・・というのが私の考えです。

なんだか支離滅裂ですが。

わたしも他の人がどのような意見を持っていらっしゃるのかとても興味があります。
ぜひ、おしえてください。