４月１２日の　鈴木さんへ
実は私も今でこそ臨床に携わっておりますが、大学の研究室
も県庁で病性鑑定を実施していた際も「病理」です。
本来は基礎医学の分野の人間です。何事にも土台は大事です
ので、決して無駄にはなっていません。臨床でも基礎からの
試験データや情報がないと医療にも進歩が望めません。我々
臨床獣医師の支えとなってください。

４月１２日の　ひかるさんへ
フィラリア症においてとりえるオプションというのは、疾病
のステージや犬の体力・年齢、獣医師や飼い主の考え方で、
変わってきます。
主治医の先生とよく相談の上、納得される方法を選択してく
ださい。

４月１３日の　とど親さんへ
鈴木さんへのレスで書いたのは、服用させるタイプのお薬で
す。かなり強烈な下痢をする個体が見られますので、少しず
つ薬用量を増やしていくとか、緩衝作用をもつものをいっし
ょにたべさせるとか、注意が必要になります。
抗真菌剤が被毛の皮質に充分量定着するためには、１月くら
いの時間が必要だそうです。事前にこのことを説明しておか
ないといつまでたっても治らないからと転院していく例が多
いようです。
だから、私は毛刈・消毒・塗り薬を優先しています。これで
治癒困難と思われるものにしか飲み薬は出していません。

４月１３日の　坂本さんへ
ボストンテリアで長径が１０ｃｍあったら、やっぱり本人に
してみれば、うっとうしいでしょうね。良性・悪性は別にし
て　もう一度相談されてみてはいかがでしょうか？