意見交換掲示板過去発言No.0000-200004-187
ご心配ですね |
投稿日 2000年4月18日(火)11時59分 くらら
こんにちわ 人を診ているくららともうします。 感染症が専門でないのでどうかと思いましたが、書き込みさせていただきました。 まず、 獣医さんでは細菌の同定をしていただかれたのでしょうか? クラミジア(オウム病の病原菌)は、それなりの検査をしないとわからないからです。 病気の発症のきっかけが、めずらしく思いました。 また、空気感染はしないとおしゃったそうですが、 クラミジアなら、空気感染するはずです。 雛のうんちが空中に舞いそれを吸い込んで感染しますから。 そう考えますと、世話をなさっていらっしゃる方の感染が見られないのは 不思議に思います。 読ませていただいた文章から考えますと、 今大事なことは、インコを処分すると言うことではなく、 動物も人間も本当にオウム病かどうかを確定することで、 病気が確定した後で、インコの事を考えるべきと考えます。 あなたを含め、ご家族の方は、しかるべき検査を受け、 その後オウム病と確定されたのでしょうか? そのあたりのことがわかりません。 オウム病の確定診断には、少なくとも複数回検査が行われ、 それには保険のかからない検査も含まれますが、 それをなさったということでしょうか? もしも、もしもですが、 インコを飼っている・・・うんうんかんぬん を医者に話したとたん、オウム病です、と医者が言ったのならば、 早く確定診断をするための、細菌の検査をなさってください。 レントゲンなどでは分かりません。 オウム病によく似た肺炎などもあります。 鳥、高温発熱→オウム病、 と日本の医学書の治療指針には書いてあるのです。 オウム病と確定診断された場合ですが、 手当が適切で、きちんと治療がなされる限り、死ぬことはまずありません。 安心してください。 病院の指示に従って、治療すれば、きちんと治ります。 それで、寿命が縮むなどとは、お考えにならないでください。 病気は、抵抗力の低い子供の方が重くなると考えられやすいのですが、 大人の方が重くなることがおおいとお考えください。 インコの方ですが、 オウム病の診断がついたばあい、 人と同じように治療されるはずです。 雛ですから、心配なのですが、 しかるべきところで、適切な治療がなされれば大丈夫です。 100%かどうかそれはわかりません。 インコは隔離し、人と離します。 インコに使った物は、その都度捨てます。 かごにいれてあるなら、 かごは毎日消毒します。 薬を飲ませ、看病すれば、良くなると考えます。 まとまりのないお返事で申し訳ありません。 もし詳しくお聞きになりたければ、メールしてください。 ここでは、お話できないこともあります・・・ ------------------------------------------------------------------------ |
|
|
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」 ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴) サポーターや広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)、 多くの人々に支えられています。 獣医師広報板へのリンク・サポーター募集・ボランティアスタッフ募集・プライバシーポリシー 獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。 @mukumuku_vetsさんをフォロー
Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved |