意見交換掲示板過去発言No.0000-200004-303
RE:シェルティー・コリー症候群 |
投稿日 2000年4月26日(水)02時37分 SHOW
シェルティー・コリー症候群飼い(飼われ?)のSHOWです。 この病気は正式な名称としては『皮膚筋炎』といいます。シェルティー・コリー症候群は通称って感じでしょうか? LLLセミナーから発刊されている本にはシェルティー・コリー症候群で載っていますが。 >なおさん 角質採取ってのは、皮膚生検って事でしょうか? まずは生検の結果が出るのを待ってみる他無いのですが、似たような症状としては人間で言う所のエリテマトーゼスのような物もあります。 どっちにしても「自己免疫疾患」って事になります。 体重の激減とありますが、うちのシェルティーの中では体重が激減したのは筋萎縮の酷かった仔だけです。なおさんの飼われている仔は見た目で解る程の筋萎縮はありますか? また、自己免疫疾患では去勢・避妊で症状の緩解がみられるそうです。 実際に、うちの犬の中にも避妊で症状が落ち着いた(って言っても、避妊までにかなり症状が進んでましたが)仔も居ます。 それと、特筆すべきはこの症例では尻尾の先端部に脱毛が見られる事です。なおさんの仔にも尻尾の脱毛は見られますか? なんにしても、実際に確定診断が出るまではあまり気落ちしないように…… >田口さん 皮膚筋炎は別名シェルティー・コリー症候群と言われる事があります。 この症状は成長期の3〜6ヶ月時に発症する事が多いのですが、実際にはストレス等で成犬発症も多いです。 幼犬時に発症した犬の中には生後1年を待たずに自然緩解する事が多いですが、それでも脱毛が残る犬の方が多いです。 自分の知る限りでは現在もこの遺伝病のラインで繁殖しているブリーダーが居るので、そのうち診察に来るかもしれませんよ? |
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