意見交換掲示板過去発言No.0000-200004-328
皮膚生検について |
投稿日 2000年4月27日(木)20時04分 田口正行
なおさんこんにちは。 皮膚の生検についてですが、通常は短時間麻酔をかけて直径4〜6mmの生検パンチという器具で皮膚を円形に切除します。 この切除した組織を病理検査にまわして診断するものです。 今回の検査内容とは少し違うようですので、皮膚筋炎の鑑別診断リストにあげられている病気でより一般的な病気の鑑別として、皮膚糸状菌症、毛包虫症などとの鑑別を行われていたのかも知れませんね。 ちなみに皮膚の病理組織像としては毛嚢の萎縮と毛嚢周囲炎とされています。 また、筋肉の炎症と萎縮(特に咀嚼筋)、精巣と前立腺の萎縮などもこの病気に多くみられる所見とされています。 |
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