意見交換掲示板過去発言No.0000-200005-108
Re:ナルコレプシー |
投稿日 2000年5月10日(水)14時23分 Mon
「ナルコレプシー・カタプレキシー(睡眠発作)」のこと だと思います。 神経系の病気で、人間では「眠くないのに突然浅い眠りに入り、 延々寝てしまう」症状ですが、犬猫は筋肉が麻痺を起こす症状 が一般的です。 症状では、興奮した時や感情の変わり目に全身の力が抜け、倒れ て眼球が横に動き、浅い眠り(夢を見る時の脳の状態)に入るか、 手足の脱力が起きて、座り込んでしまうが意識はある、という部分 的な発作などです。散歩の途中で突然失神したりといったことも あるようです。 この病気は常色体の劣性遺伝+神経系のものなので、完治は難しく、 抗うつ剤や神経刺激剤の使用によって発作を押さえるようにするし かないようです。 しかし似た症状で心臓疾患やてんかんもあるので、それらの異常が ないか検査をした上で判断されるべきだと思います。 ちなみに純血種の中には、この遺伝疾患の傾向を持つ犬種がいくつか あります。 去勢は猫は絶対するべきだと思います。 手術そのものは、その日のうちに帰れます。 ・部屋の中のスプレー行為(おしっこひっかけ)を防げる ・家出、ケンカによる病気の感染、交通事故の防止 うちの猫は、1才のある晩、ケンカした猫から感染したと思われる 猫エイズで、生涯病院通いの末6才で亡くなりました。 「うちの猫は去勢しなくてもどこにもいかないし、雌猫も近所にい ないから」という理由で放し飼い+去勢しないかたもいるでしょうが、 もしあなたの猫が保菌猫だったら、逆にうちの猫のように感染したらと、 考えていただきたいです。 そして交通事故で亡くなる猫が東京だけで年間8千匹います。室内飼い していても、発情したら家から出たがるかもしれません。雄猫はケンカ で相手のタマタマを狙いますから、傷が化膿して命取りになることもあ ります。 ちなみに去勢したうちの雄猫は15才まで生きましたし、避妊した雌猫は 太ることもなく、病院にかかることもなく今年18才になります。手術し た猫で性格や体が変わった猫はいません。 |
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