獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200005-126

Re ダニ、ノミを殺す注射の安全性について
投稿日 2000年5月11日(木)18時07分 田口正行

お話の薬は、イベルメクチン製剤になると思われます。
この薬はフィラリア予防としての投与量は6〜10マイクロ/kg内服です。
しかし効能外使用になりますが、皮膚のかいせん症などには200〜400マイクロ/kg注射の使用をする場合もあります。
この方法で、ウサギのキズツキダニの内服治療を行うこともありますのでもしかすると言われている薬容量はこれらが根拠になっているものかも知れません。

僕はフィラリアの様に長期間多数の個体が投薬される薬なので、可能であれば低容量での予防が好ましいのでこの容量で使用されているのだろうと考えています。
また、危険性についてはシェルティやコリーでは痙攣を起こす危険性が指摘されています、またフィラリアに感染している場合にはミクロフィラリアを死滅させることからのショックの危険性があります。


◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。