獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200006-363

ネット上での獣医療相談についての私の投稿記事について
投稿日 2000年6月25日(日)16時27分 あんどう

私の言葉足らずで、獣医療が不要と取られるような記事を投稿してしまい、皆様にご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした。 

 私自身、動物を飼育するのなら、病気の予防や、治療を施してやる事、また、日ごろから、飼育方法や、病気についての知識を深める努力をする事も、飼主の責任であると思っています。 一飼主である私も、日ごろからこちらの記事や、書物で知識を深めさせていただいております。

 最近ではペットロスという症状がありますが、動物への愛情も時として飼主を悩ますものでもあるようです。 いつか我が身に起きるかもしれません。 精一杯の愛情と努力をもってしても、愛する動物の死は自分を責めるでしょう。 いつかその日が来るであろうと覚悟をしていても。

 前回の記事は、運悪く、治療の甲斐もなく、飼育動物を亡くされたとしても、その死を自分の愛情や努力不足によるものだと、嘆かれる事が無いように、動物はいつか死を迎えるものなのだからと、いう事をお伝えしたかったのです。 ちょっと、遠まわしな表現をしすぎたようで、さらに、古い話題の回答として投稿したために、誤解を招いてしまったようですが、それが私の一番申し上げたかった事です。

 ただ、そのような愛情深い飼育者ばかりでなく、余裕があるにもかかわらず、治療をうけさせなかったり、診療代を踏み倒すような方や、獣医院へ動物を捨てていく人がいる事は大変残念に思います。 動物を飼育する上で、良い部分だけ利用し、都合の悪い部分をひき受けないのは、動物を物として扱うのと同等の、卑劣な行為と思います。 

 余談ですが、私の利用している獣医院は知人に言わせると、安いそうです。 先生がたは症状や治療法などについて、詳しく説明をしてくだいますし、愛猫にもやさしく接してくださり、大変気に入っています。 ですが、初めて尋ねた時は、一体いくら必要なのだろうかと不安でもありました。 検査や、薬の費用を一つづつ尋ねていたほどですが、嫌な顔一つなさいませんでした。 獣医院によって、治療によっても差はあるでしょうが、私にとってはそれ程高額ではありませんでした。 こんなに安くて採算があうのだろうかと余計な心配をした事もます。 待合室に、入院患者の敷物にするために、古タオルの寄付を募る張り紙がしてありました。 こうして経費を浮かして、私たち飼主の負担を減らしてくださっているのだな、と思いました。 しかし、健康に恵まれた愛猫は診察につれていけませんので、かわりにタオルを集めておこうと思っています。

 また、私は今まで、この掲示板の意図するところを考慮していませんでした。いまでも良く分かっていないのですが、また皆さまへご迷惑をお掛けするといけませんので、今後は記事を投稿せず、ROM参加させていただきます。

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