意見交換掲示板過去発言No.0000-200006-424
18歳猫、癌の摘出をしました |
投稿日 2000年6月29日(木)01時38分 eco
先日、高齢猫の癌について投稿したecoです。 結局今日無事に手術が終わりました。脾臓にとても大きな腫瘍がありその脾臓ごと 摘出してもらいました。 最初の診断ではもって3ヶ月」ということだったのですが、実際このままにして いたら1ヶ月もったかどうかわからないねとのことでした。 前々日先生とじっくり話しました。 私が猫の手術を決心したのはこの先生なら任せられると思ったからでした。 血液検査の結果・エコーの写真など用いて病状について詳しく説明して頂いて「手術するなら多分今が最後のチャンスだよ」と 後押しされたのも決め手になったのかもしれません。もちろん、年齢のことを考えて最悪の場合の事を頭に入れた上での話です。 先生の話し方はあくまでも明るく、「寿命は誰にでもあるもの」ということを納得させてくれました。 それとこの先生は院長なのですが、他の先生たちへの指導の仕方が厳しく、しかし的確な印象を受けました。 院長以下気さくな方ばかりです。 まず心配なのは麻酔だったのですが、今までの高齢動物達の手術の話での成功例・死亡例も正直にお話頂きました。 母には「自然の寿命をまっとうさせてあげれば」と言われてましたが、今回の判断が飼い主のエゴにならなければ いいなと思っています。これからは術後の体をどういたわってやるかが課題です。 また、『良い病院』についてですが。。。。 「腫瘍への対処を避ける病院」を読んでMIXさんのお気持ちを考えると以前の自分が重なって辛いです。 助けてあげたいのにままならない状況というのは動物を飼っていらっしゃる方の殆どが体験されているのではないでしょうか。 今回たまたま家の猫は手術をすることができました。お世話になった病院は小さな所です。先生も「正直な話、自分の病院で・自分がやったオペで、もし亡くなったらショックだよ。」と 言っていました。それは誰だってそうでしょうね。危ない橋は渡りたくないという気持ちはわかります。 ただ、それでも苦しんでいるペットの病状を細かく診てくれて、飼い主に分かりやすく説明してくれることは 何よりも獣医としての第一条件だと思います。 今回の手術がもし失敗したとしても、我が家にいる他の猫達はずっとこの先生(病院)におまかせするつもりでした。 人間の健康診断なんかより、動物の方が言葉が話せない分細かく一生懸命見てくれる先生でしたから。 ちなみに治療費も明朗会計です。(笑)価格表も貼ってあってずっと値上げしていません。 いままで様々な獣医さんに診て頂いて来ましたが安かろう悪かろうというところが最悪でしたね。 入院する前よりフラフラになって退院した子もいました。あと、先生は院長1人であとはカワイイ看護婦さん(?) がいっぱいいる高額な病院なんていうところもありました。 ペットを商売道具としての扱いしかしてくれない獣医さんもいたっけ。。。 もっと動物の命が重く扱われる日が来ればいいなって思います。 |
|
|
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」 ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴) サポーターや広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)、 多くの人々に支えられています。 獣医師広報板へのリンク・サポーター募集・ボランティアスタッフ募集・プライバシーポリシー 獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。 @mukumuku_vetsさんをフォロー
Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved |