革細工の店や大きな道具専門デパート等には各種の穴の大きさを選べる穴あけ用具が市販されていますので、それを用いてちょうどいいところに新たに穴を開けるか、無段階で調節できる首輪に換えるのが簡単でしょう。
また、繋ぐ時、紐が垂直に近くなるように高い位置に結ぶと、抜けにくくなります。体形によってはやはり後ずさりで抜けてしまいますが、首輪は鑑札保持専用と割りきり、外出時には胴輪という手もあります。胴輪には、危険から遠ざけようとして急に強く引っ張り寄せてもイヌへのダメージが少ない、という利点もあります。

　ネット医療相談は、いくつかの面を持ち、それぞれ意義が異なるように思っています。
　相談が、しつけや健康管理の悩みであるか、セカンドオピニオンあるいはその「方針」を求めるものであるか、つらい心情を慰めてもらいたいものであるか。
　回答が、よりよい工夫や問題解決の経験を持った飼い主仲間としてのものであるか、医療専門家としてのものであるか、畜主獣医関係なく広い意味で動物を愛する仲間としてのものであるか。
　異なった捉えかた（獣医学生から先輩獣医へ、多くの畜主へ）もありましょうが、上を取ればとりあえず９パターンがあるでしょう。
　無料である、現実の利害が関係ない立場の意見が聞ける等のメリット、動物の現物について情報が不足する等のデメリットを、それぞれのパターンごとに整理して考え、メリットを伸ばしデメリットを抑えるように運営していけば、現況よりもっと発展し得るもの、と考えます。
　現物ないため責任ある回答が出来かねない、よって報酬が得られない、だが現実に経費はかかる、といった「技術的」な問題はいずれ顕在化しましょうが、
　投稿者が著作使用権を管理者に無償譲渡し、管理者はそのデータを使い、編纂して有償の著作（データの形でもいいわけですが）を作る、といった「技術的」な解決策もあり得るでしょう。
　要はマネージメントの問題で、本質的な障害はない、と思っています。