獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200007-270

okiさん>
投稿日 2000年7月23日(日)00時28分 楓

ターキッシュアンゴラにどんな遺伝病があるかはわかりませんが。。。
誤解しないでいただきたいのは、「ある猫種に多い遺伝病」、といわれても実はどんな猫種にでも同じ病気は発生しているのです。
たまたまその遺伝的な病気を持った猫を元に繁殖し、その子孫が増えることで、「ある猫種に多い遺伝病」といわれるようになっているだけです。
もし、ホワイトの猫を購入される予定でしたら、アンゴラに限らず、どのホワイトの猫でもそうですが、ブルーの子は耳が聞こえない場合があります。これは遺伝病ではなく、ホワイトの持つ遺伝の問題です。

白血病、エイズなどのウイルス性の病気は検査をすればマイナスかどうかわかります。
購入前にブリーダーさんに検査を受けさせておいてもらうように頼めば安心できますよ。

きるだけトラブルを避けたいのはわかりますが、猫は生き物です。
どんなに慎重なブリーダーさんのところで繁殖されていても、何があるか?それは誰にも保証できません。
それでも、できる限り、ブリーダーさんと連絡を取り合い、どのような環境で繁殖されているのか自分の目で見て、納得して、事前に頼める検査はお願いして・・・ってことで、少しは防げるものがあるんじゃないでしょうか?
最終的にその猫を購入しよう、と決めるのはご自身です。
納得がいかないことがあれば、納得行くまで話し合われておいた方がいいと思いますが、猫は非常にストレスに弱い生き物である、と理解しておいてください。
また、何かあったときのことを想定して契約書をかわしておく、という方法を取られているブリーダーさんもいらっしゃいます。

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