獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200008-253

理佳様、ミドリガメについて
投稿日 2000年8月22日(火)14時59分 きたむらひろこ

素人です。うちにもミドリガメが居ます。
三年前に子供たち2人が、お父さんに1匹づつ買ってもらいました。
始めはタライで飼ってました。
大きめの方が、最初とても元気でした。えさも子供たちが指に挟んで差し出すものをバクバクと食べていました。
でも、その大きめの方が、結局死んでしまいました。水の中に入らないで、(入っても、上手く水中に沈めなくなり)ずっと陸の上に居るようになり、口から生ビールの泡の様な物をいっぱい出して苦しそうでした。そして数日後、動かなくなりました。
身体も小さく、あまり食欲もなかった方のが生き残り、今大人の手ぐらいの大きさになっています。

後で知ったのですが、カメ用のえさは、手から与えるより、水に浮かべてペレットの中の空気が抜けるようにして、与える方が良いのだそうです。手に付いている雑菌も良くないようですし。
それと、水温が低くなり冬眠しかかっている時は、えさを与えると、お腹の中で腐敗して死んでしまうそうです。もともと、お腹の中にばい菌をたくさん持っている個体もあり、アタリハズレ(カメさん、ごめんなさい)があるとも聞きました。

紫外線の出る蛍光灯をうちも使っています。直射日光を当てるよりも水温の管理もしやすいです。
人によっては、この蛍光灯を半年で交換しているそうですが、1本6000円以上もするのに、そこまではできないです。いったい効果はどれくらいの期間期待できるのか、私も知りたいです。
うちの蛍光灯は、1日15時間点燈していますが、紫外線はもう出てないのでしょうかねぇ。視力が落ちている様子はないですねぇ。よく見えているみたいです。
甲羅を触ってみても、ブヨブヨはしていないし、硬いので、紫外線不足で、健康を害しているとは思いませんが・・・。
イシガメは泳ぐのが下手だそうですが、ミドリガメはとても上手に泳ぎますよ。小亀の頃、寒い時期に、30センチの水槽に熱帯魚用のレイアウトで、保温をして飼っていましたが、「浮き島」というのを入れていたので、自分でそこに上がって休憩をしていました。
「浮き島」は、カメが登れるものと、ツルツル滑って駄目なものとありました。某メーカーの緑色の四角い、階段のところにたくさんデコボコの付いているものがベストでした。
水深がある程度あった方が、ろ過器の効果もあがり、掃除が楽ですし。


そうそう、カメも脱皮するのをご存知ですか?
飼って、翌年の初夏に初めて脱皮したときは、驚きました。最初、全体が白っぽくなり、それからしばらくして、皮膚はもちろん、甲羅も一枚一枚全部剥がれて、新しいものになりました。
手や足にストッキングを引っ掛けている様な姿はユーモラスでもありました。甲羅も緑色だったのが、その後かなり黒くなりました。

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