意見交換掲示板 2000年9月18日(月)19時55分

久しぶりにレスします、獣医師の田口といいます。
犬の骨肉腫では診断がついた時点ではほとんどの場合で微少な肺転移を起こしてしまっていて、断脚をしても寿命は変わらないと考えられています。
けれどもこの腫瘍では激しい痛みで生活の質を著しく低下させることから断脚が選択されることがあります。
まず行うことは、確定診断としての骨肉腫かどうかを見極めることですが、これには腫れている部分を一部切除してきて診断しなければなりません。
先生によっては反対される方もいるかも知れませんが、安楽死の話が出ているのであれば僕は診断をつけるべきだと考えます。

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