獣医師ではありませんがご参考まで。

まず、爪を切る。
保定案１　ネコが床に座った状態にして、ヒトがその上に覆い被さる。片足でネコが後退するのを防ぐ。錠剤を持たないほうの手のひじから手首で、ネコの、ヒトの体から遠いほうの肩あたりを押さえる。ネコの、ヒトの体に近い側は、ヒトの腿あたりが押さえることになります。
保定案２　ネコを、顔だけ出した状態でバスタオルでくるむ。
錠剤を持っていないほうの手でネコの頭を後ろからつかみ、口角あたりに圧をかけ、口を開かせる。錠剤をなるべく喉の奥に入れる。人差し指と中指でつまんでおくのがよい。
呑み込ませるには、あらかじめスポイトに水を用意しておいて口の横からわずかに差すか、ネコの鼻をヒトが舐めて、刺激する。ごくりとなるまで口を開かないように押さえておく。

獣医師は診察台の上を好みますが、家庭では足が使える床の上がお勧めです。
あとはネコとヒトと根気比べだと思います。ネコが諦めるようになれば、非常に楽になります。

錠剤の種類によりますが、かかりつけの獣医師に確認してかまわないとなれば、錠剤を粉にして(乳鉢乳棒は薬局で入手可)バター等に練り込むという手もあります。