１０月３１日の和泉さんへ
猫の巨大食道ですが、K２R先生と同じく、私も手術は難しいと考えます。食道
というのは消化管の中では少し特殊な部類にはいり、３層構造をもっていない
のです。一番外側の傷を塞いでくれる部分が他の消化管と異なっているのです。
つまり、手術しても他の部位よりも癒合しにくいのです。より、高い技術が必
要とされるわけです。
また、血管や神経の経路しても重要な部位ですので、ここに手をつけるという
のには相当の覚悟を持って望まなくてはならないと思います。


１０月３１日の玉緒さんへ
これもK２R先生とダブりますが、尿の潜血反応ですから、泌尿器系疾患から考
えていくべきではないかと思います。
手術でも腫瘍がとれなかったとのことですが、この時の出血が尿へまわったと
は考えにくいです。腫瘍はなんだったのでしょうか？　泌尿器系のものであれ
ば腫瘍からの出血かもしれませんが、副腎や卵巣のものであれば、そちらが原
因で貧血を起こしているのかもしれません。まったく関連性がないことも考え
られます。
情況とすれば、さまざまな要因があるかもしれませんが、やはり　直接診察さ
れている主治医に相談されたほうが良いでしょう。

１１月１日の山田さんへ
埋葬するために用意できる土の量にもよりますが、はたのさんが書き込まれて
いるような事態が発生する可能性もありますね。
動物用の霊園も多くの場合が火葬を前提としていますので、できるなら火葬を
お勧めします。生き物である以上は必ず別れがやってきます。犬猫のような小
動物が対象であれば、それはなおさら人間側が見送らなくてはなりません。　
人間が取り残されたと感じると遺体に対する執着がましてしまうのかもしれま
せん。早く成仏できるように送りだしてあげるというのには、執着を絶つため
には、火葬は良い方法だと思います。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
あくまでも、土葬希望ということであれば、本当に大量の土を用意するか、埋
葬させてくれる土地そのものを捜すしかないと思います。このあたりははたの
さんと同意見です。