意見交換掲示板過去発言No.0000-200011-130
ぴょんたさま |
投稿日 2000年11月13日(月)05時29分 sutemaru
ぴょんたさま メールが出せませんので、ここに書き込みますが、あくまでも私の考えで、他の先生の治療法に対してではありませんので、御承知置きくださいね。 獣医師ということで、少し専門的に。 産卵により(体力がもともとあまり無かったのかも知れませんが)栄養失調になり脚弱症になったものと判断して。 真菌でも色々種類があり、常在菌としてでも、やはり体力が落ちた為に症状が出たとして。 その治療に長期の抗生物質、ステロイドを使用する事により、その結果体力が真菌に負ける事がよくあります(鶏と卵の問題みたいで、どちらが先か判りませんが)。 また、結膜の浮腫にも多くの原因がありますが、角膜に傷がある場合(フルオレセイン陽性の角膜潰瘍や外傷)はステロイド剤は禁忌です。 また、目薬でもステロイド剤は真菌に対しての感受性が高まります。 傷でしたら、それのみに対しての点眼薬(角膜治療でしたらムコファジン別名FAD等、またタリビットやテラマイ眼軟膏など)を使用した方が安心かも知れません。 結膜に対してでしたら、エコリシンなどがあります。 どちらかというと、薬の影響を受けてしまっているように思えますが。 栄養的な観点からすると、脚弱と眼との関係は無いとは言えないかも知れませんが、体力が何らかの原因で落ちたとして(もともと栄養失調だったか、産卵がストレスになり栄養失調の引き金になったは判りかねますが)、真菌に負けたり、それに関係して皮膚が感染例えば真菌に感染したりして病気になる事はあると思います。 詳しくでしたら、メールを下されば判る事でしたらお返事しますが。 |
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