掲示板をご覧のみなさま こんばんは。
やまもとです。久々に書き込みします。
獣医師の先生方と飼い主の側で獣医療について
どんなことを感じているのか？をいろんな人に聞き、調査しはじめています。
どんなことでもいいので、お答えしていただけたら嬉しく思います。

先日、人医療で看護婦さんをしている友人とお話をしていました。
最近、人間の医療で医療ミスについてマスコミで騒がれているけれど
ほんとに医療ミスが少なくなるよう手を打っているのかどうか？
という話から、私たちってお医者様というだけで、すでに依存する関係を
創っていないか？っていう会話になったんです。
その方が普段、仕事をしていて感じていることは、共に病気を治すために
どんな治療をするか？という患者とお医者様とのパートナーシップという
関係が創られないことがほとんどだ。と感じていると言っていました。
私自身、無意識にお医者様はなんとかしてくれる。
というところから治療を受けているかもしれない。と思ったのです。
これは自分のことだけではなく、うちの猫を病院に連れて行くときも
この先生が病気を治してくれる。と信頼をしているつもりがもしかしたら
依存しているのではないだろうか？という疑問が出てきました。
病院だから病気を治して当たり前。っていうところから観ていて。

もしかしたら、この文章を読んで不快に思われる獣医師や飼い主の方もいるかも
しれませんが。
当たり前ということの中で、病院に行って、治療をしてもらう。って
もしかしたら、すごく危険なことなのかもしれないって思ったんです。
何が危険かと言ったら、患畜の飼い主と獣医師との間で、すでに
自由に何かを言えない関係をそこで創ってしまっているのかもしれない。
そして、獣医師の先生方に頼り切って治療を受けることは
獣医師の先生に失礼なことをしているんだなって思ったんです。

うちの猫が避妊手術後３日で死んでしまってから、１年がたちました。
今思うと、私は自分がとる責任を取っていなかったのではないか？
ただ、なんとかしてください。と頼るだけで、獣医師の先生が言いたいことが
言えない状況を創ってしまい、判断を鈍らせてしまうことをしてしまったのでは？
ということも出てきています。
当初、医療ミスなのではないか？ってところからしか観れずにいました。
その死じたい、自分が起こしたのではないか？
自分が何か見落としていたことはないか？と考えてみたときに、
友人の看護婦さんが言っていた、お医者様とのパートナーシップっていう
関係は創っていなかったな。って思ったんです。
猫のために、病気を治したいということは、獣医師も飼い主も同じなんだけど
でも、何かずれていることはないか？って。
立場が違くても、病気を治すために
共に何かをするってところに本当に自分がいたかどうか？
自分を疑い始めてしまいました。
これは、自分を責めているのではなく、自分のやっていることや
観ていることを疑ってみる必要があるのかもしれないって思っただけなんです。
おかしなことを言っていると思う方もいると思いますが。

獣医師と飼い主との間にどんな関係を創っているとき、
動物と獣医師と飼い主とが病気を治すことに対して同じ方向を向いて
生きる力を最大限に引き出すことができるのだろうか？

このことについて、いろいろな意見を聴きたいのです。
みなさんが感じていることを聴かせてください。
よろしくお願いいたします。