意見交換掲示板過去発言No.0000-200012-73
セキセイインコ×2題 |
投稿日 2000年12月8日(金)18時15分 ケンケン
こんにちは、鳥を飼っているケンケンと申します。 獣医ではありませんが参考になれば幸いです。 >えびをさん 私の体験談です。 今年の夏、知人のセキセイインコの頭部が腫れ上がり、危篤に陥りました。セキセイは副鼻腔がかなり大きいため、副鼻腔炎をこじらせ、膿みがたくさんたまると、このような症状がでます。目が内側から圧迫されて飛び出てくる、という症状もありますが、ひどくこじらせたため、両目が飛び出たと同時に、口の中(上顎と舌)が腫れ、頭部全体が通常の2倍ほどの大きさになってしまいました。やはり視力がなくなり、まったく見えない状況でした。病院の先生によると視神経か脳が膿みによって圧迫されたため、視力に障害が出たとのこと。 抗生物質を飲ませると同時に、点眼点鼻することで、約3日後には峠をこえ、さらに2週間後に膿はまだ残っていたものの、なんとか視力は回復しました。その後1ヶ月後には完全に視力を取り戻しました。 看護は自宅で行い、気温を35度くらいで管理し、視力がなかったときは、床に直接餌をまいて、楽をして食べられる状況を作っておきました。 >こーこさん 私も過去20年の間に、そのような逝きかたをした経験はありません。なくなったインコちゃんの御冥福をお祈りします。 さて、セキセイインコは腫瘍ができやすい生物です。ちょっとでも様子がおかしいかな、と感じたらすぐに病院へつれていってくださいね。早期発見でたすかる確率も高くなりますよ。 鳥の病院についてですが、メールでご連絡いたします。 下記HPではセキセイインコの飼育に関する情報集をまとめています。よろしかったら遊びにきてください。 http://www.pricco.com/cafe/ |
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