意見交換掲示板過去発言No.0000-200102-168
マルチレスです。 |
投稿日 2001年2月17日(土)08時17分 ムクムク
Re:割合? 2月15日発言のグラスさんへ 私はよく餌のメーカーや動物薬メーカーのアンケートに回答させられるのですが、 必ずといってこの項目があります。 つまり、病院・先生によって比率が異なると言えます。 地域で言えば一般的にネコや小動物の比率は市街地の方が郊外より高いと思われ ます。 Re:うちの猫について 2月15日発言のにゃんこさんへ ネコの睾丸は出生時に陰嚢内に降下するのですが、腹腔内に停滞したままに なることがあります。 このような陰睾(腹腔内の睾丸)は、腫瘍化することがあります。 一般に摘出することが薦められています。 Re:時々おきるケイレン 2月14日発言のぜっとさんへ テンカンは犬や猫などペット動物にも見られ、九官鳥やオウムなどの鳥類も 同様の症状を呈するものもいます。 掲示板では診断することは出来ませんが、書き込みからはテンカンの可能性もある と思います。 テンカンの場合、あまりに発作を起こす回数が多い場合は薬物で コントロールを試みます。 全ての症例でコントロールできるわけではありませんが、非常に効果的なことも あります。 ただこの場合、薬物療法を停止すると以前のように発作を起こす 事がありますので、止めることが難しくなることも少なくありません。 Re:ボタンインコのヒナについて 2月13日発言のバニラさんへ ペットリンはオウム病の原因菌のクラミジアをおさえるためにテトラサイクリン という抗生物質をムキ粟にコーティングした特殊飼料ですが、私は成鳥に乾燥した ペットリンを与えた試験結果しか持ち合わせていません。 http://www.vets.ne.jp/~mukumuku/jintiku/hirai5.html 幼鳥にペットリンを与えるのはいかがなものでしょうか。 私は薦めていません。 鳥の病状は鳥の診療に詳しい先生に診てもらわれることが一番です。 出来るだけ新鮮な便をサランラップにとって、鳥を診てもらわれることをお薦め します。 Re:脂肪肝って・・・・(汗) 2月13日発言のはるさんへ 私は鳥が羽を膨らませているような場合は、29度くらいを目途に保温してもらって います。 それ程羽根を膨らませていないようなら、高く設定する必要ないかもしれ ませんが、そのあたりの温度設定については主治医の先生によくご相談下さい。 このように厳寒期の病鳥ケアーで保温は特に重要で、その後のことはあまり気にされ ない方がいいと思いますよ。 Re:乳腺腫瘍の手術について 2月13日発言のSATOさんへ 乳腺腫瘍の切除の際、全乳房の切除や卵巣の摘出を行うことは再発予防のために 主治医の先生の判断により行われます。 危険や動物の負担については、手術を行われる先生によく説明を受けて下さい。 Re:「鳥」の掲示板にも書込んだんですけど・・・ 2月13日発言のちゃかぴょんさんへ 糞の色は、健康なものは明るい緑で周辺に白い尿が付着しています。 水浴びは、大きな洗面器やたらいに水を張っておくと行う場合があります。 飼い主がジョウロを使用して無理に行うことはありません。 鳩の餌はトウモロコシを主にして各種の穀物が入っている混合餌になっていますが 多くの個体が穀物を選びます。 撒き餌を行わず、餌を一カ所に限定するとある程度好き嫌いを防ぐことが出来る場合 があります。 鳩の嫌いなものはわかりませんが、外敵はネコであったりイタチであったりします。 注意してあげてください。 青菜はあまり食べないと思います。 好みがあるでしょうから、料理の残りのキャベツ 白菜や各種の青物をケージに入れてみてください。 Re:猫の不妊手術 2月11日発言の宿六さんへ 不妊のための処置としては、卵巣を摘出すれば目的を達成します。 病気の予防という点では、同時に子宮も摘出することも薦められます。 私はネコに関しては卵巣摘出だけを行うことが多いですが、むしろ少数派 かもしれません。 Re:九官鳥のブリーダー 2月10日発言のコクさんへ 九官鳥は100%輸入で、原産地でも野生のものを捕獲しているように 思うのですが、どなたか事情をご存じですか? Re:質問です。 2月9日発言のたまさんへ 獣医師という職種は、獣医学の技術で社会に貢献する職業で、実社会においては 皆さんが毎日口にする乳製品・肉製品の安全を確認する仕事や、保健所や空港の 検疫所で病気の流行を監視する公衆衛生分野、牛や豚などの産業動物やペット動物の 健康をになう臨床部門、製薬会社や病院など医療分野で活躍する先生もいらっしゃ います。 かなりのバラエティー豊かな職種なのですが、一般にはペットの先生が よく知られています。 このあたりは、このホームページの獣医なサイトリンク集 http://www.vets.ne.jp/link/vet01.html を見ていただけばご理解いただけるかもしれません。 その分野でご苦労は違うとは思いますよ。 Re:猫の肛門膿について教えてください 2月9日発言のじゅんさんへ おそらく肛門嚢のことをおっしゃっているのだと思います。 肛門嚢は硬毛の両側にある小さな袋です。 この袋は臭い分泌物を作ります。 もともと、なわばりを示すために使われていたと 言われています。 通常排便するときに排泄されるのですが、分泌物が充満したり、化膿したりすると 痒がったり、皮膚に穴が空いて排膿したりします。 犬などでは、肛門部分を床につけてズズズと歩いたりしますが、肛門嚢の痒みのため の場合が多いです。 プロキオン先生へ いつもありがとうございます。 獣医師広報板もお陰様で大きくなり、多くの巡回者 を迎えているのですが、管理側の体制は開設当時とあまりかわっておらず、毎日猛烈 な作業量となっています。 先生を初め多くの皆さんに御協力いただき、本当に感謝しております。 最近はボランティアスタッフの方に管理を少しずつお任せするようにしています。 将来はもう少し余裕がでると思います。 これからもよろしくお願いします。 Re:オカメインこのことですが。。 2月8日発言のるいさんへ 毛引き症というのは症状名であって、病気の原因名ではありません。 羽毛を抜いてしまう原因は尾腺炎やウイルスによる羽毛疾患、ダニによるもの だったりします。 鳥の診療に詳しい先生に診てもらわれることをお薦めします。 掲示板設置者として この掲示板は「意見交換」のネーミングの通り「健康相談室」ではありません。 通常動物病院では、飼い主さんから症状をお聞きし、検査のプランを立て、 査を実行し、その検査結果から疾病を診断し、治療プランを立てております。 ○○病なのですが、どのような病気なのですか」などは、比較的返事を書きや すいのですが、「このような症状なのですが何の病気ですか」などは、かなり 特徴的な症状でないと病気一覧も書きにくいです。 特に、すでに先生に診てもらっているようなケースでは、先生との信頼関係を 損なわないように返事を書くのが非常に難しい場合もあります。 また、掲示板では診断が出来ないわけですから、治療法について答えが出ることは ありません。 私個人としては、異常があればまずお近くの動物病院に行っていただく。 また、診断治療に満足できない場合、他院の先生に診てもらわれることは悪いこと ではないと考えています。 ネットワークは、診断治療については無力です。 このあたりの点をご理解お願いします。 |
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