意見交換掲示板 2001年3月17日(土)09時11分

犬にてんかん様の発作を起こす病気は大きく二つに分けて考えられています。
一つは他に原因があって発作を起こす病気、もう一つがてんかん（特発性てんかん）です。
普通は血液検査などで区別していきますが多くの動物病院ではMRIによる検査が行えないので完全にてんかんという診断をくだすことができませんん。
てんかんは通常５歳までに発症してくる事が多く、それ以降の発作開始であれば他に発作の原因があることが多いとされています。
この子の場合には年齢がいってからの発作の様ですので単純なてんかんでは無い可能性が高いと言えます。

発作の治療は、原因がわかればそちらを優先しますが、もしもわからない時にはフェノバルビタール内服で発作を起こさせないことを主体に治療していきます。
これは発作を起こすことで脳の神経細胞が壊れていくと考えられているからです。

獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

$サポーター：ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー$

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーターや広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)、
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンク・サポーター募集・ボランティアスタッフ募集・プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。 @mukumuku_vetsさんをフォロー