意見交換掲示板 2001年3月19日(月)18時30分

犬の角膜ジストロフィーは原発性、両側性で遺伝性と考えられています。
この病変は角膜の上皮、実質または内皮を侵し、好発犬種があることが知られています。
症状は角膜の刺激症状は無く、灰色～白色または銀色で結晶状または金属的な外見の病変が角膜の中央もしくは中心部周囲に認められます。

この病気に対する点眼や内科的な治療は行われません。
それはこれらの治療に反応しないこと、患者は症状が無いことによります。
病変が視力に影響する時には角膜上皮を切除することがあるとされていますが、僕は経験がありません。
（角膜の表層切除そのものはそれほど難しい手術ではありませんが、実際に必要とする症例を経験していません）

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