意見交換掲示板過去発言No.0000-200103-60
RE 会陰ヘルニア |
投稿日 2001年3月8日(木)00時08分 田口正行
会陰ヘルニアは雄に多い病気の一つで、骨盤部で直腸に憩室を作ってしまい排便や場合によっては排尿に障害を起こす病気です。 この病気が雄に多い理由は男性ホルモンによって骨盤隔膜が脆弱になる結果、二次的に直腸が拡張してくるからと考えられています。 治療法は外科的に骨盤隔膜を再建する(直腸周囲の筋肉などを縫合して憩室の外側に支持組織を作る)ことと、去勢手術を行うことになります 内科的に、便を軟らかくすることで対応する場合もありますが、根治を目的とするのであれば外科的に手術を行った方が安全です。 手術の金額については各先生の考えもありますからコメントは難しいと思います。 |
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