獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200103-66

RE インスリンの効果
投稿日 2001年3月9日(金)00時34分 田口正行

インスリンの投与量はmlではなく、単位で表現することが一般的です。
犬の糖尿病はインスリンを必要とするタイプがほとんどです。
インスリンは食後の血糖値の変化に合わせたタイプを選択して使用します(人用の物を犬種や体重などからあるていど選び、そのあとは血糖値のグラフを記録して選択していきます)。。
食後早期に高血糖を示す場合にはその時に使用していたものよりもレギュラーインスリンの割り合いの高いもの、比較的遅く血糖値が上昇する場合にはレギュラーの割り合いが少ないものなどというように選択していき。
治療の目標はつねに正常に近い血糖値を維持することですが、なかなかここに持っていくことが難しくて経験の多い病院でないときれいな維持は困難な場合が多い様です(僕はまだへたくそで、、)。
基本的にはまず血糖値を正常に近い値にまで下げてあげてからインスリンの維持量をきめることを行っていきます。

いつもの逃げ口上のようですが、大学病院の内科教室で内分泌疾患に詳しい部屋がありますので、掛かり付けの先生から紹介していただくことが良いと思います。

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