意見交換掲示板過去発言No.0000-200104-218
Suzukaさんへ |
投稿日 2001年4月21日(土)00時42分 播谷久美子
まだ少しご心配のようなので
ご説明させてください。 動物用の狂犬病予防ワクチンが Suzukaさんのおっしゃる従来型の不活化ワクチン かつての脳乳剤からつくったワクチンから 現行の組織培養不活化ワクチンに変更になったのは 10年以上前のことです。 動物用の狂犬病ワクチンは国内では数社が製造していますが ウイルス株 製造用の培養細胞 培養条件 不活化方法などすべて同一の方法で製造されているはずですし 製造メーカーもきまっています。犬に対する狂犬病予防注射は法律で定められているので メーカーによって安全性や効力性に差があってはならないからです。 日本では 犬に狂犬病予防ワクチンを接種するときは これらのきまったメーカーの製造した組織培養不活化ワクチン使用しなくてはいけません。もちろん 人間用のワクチンをつかうことは認められていません。 製造に使用する培養細胞は Big1先生の書かれたHmLu細胞で この細胞は株化細胞細胞ですので 神経組織が混入する可能性はゼロです。どうかご安心下さい。 |
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