不幸な子なら保健所に沢山います。
ぜひ見学に行ってみられたらいかがでしょうか？
誤解される方がいらっしゃるといけませんので念の為、
保健所で行われているのは決して「安楽死」ではありません。
ガスによって苦しんでもがき死ぬ「窒息死」です。
ここへ「不幸な子」を連れてくるのは自称「動物好き」の元飼い主です。
理由はいろいろありますが、ダントツ多いのが産まれたけど飼えないといって
まだ目も開いていなければへその緒も乾いていないような仔犬や仔猫を
連れてくるケースです。
連れてこられた子は「不要」犬猫ですので即日処分されます。
（譲渡会などに出されるのはごくごくまれなケースでしかありません。）
避妊・去勢手術をしない事こそ飼い主のエゴです。
（病気などの為にどうしても手術ができない場合は除きますけど・・・。）
避妊・去勢手術をせずに発情期に我慢させておく事がどんなに犬や猫にとって
ストレスになっているか知っていますか？
それでも避妊・去勢手術を否定する方がいたら・・・
はっきり言いましょう「法律違反」です。

動物の保護及び管理に関する法律　第20条
犬又はねこの所有者は、これらの動物がみだりに繁殖してこれに適正な飼養を
受ける機会を与えることが困難となるようなおそれがあると認める場合には、
その繁殖を防止するため、生殖を不能にする手術その他の措置をするように
努めなければならない。

つまり産まれても飼えないとわかっているならば最初っから避妊・去勢手術を
しなさいということです。
勘違いされている方もいるのですが、妊娠していても避妊手術はできます。
産ませておいて保健所に持ち込むぐらいなら、お腹が大きいと気付いた時点で
避妊手術をするべきです。