意見交換掲示板過去発言No.0000-200104-255
RE:社会の責任 |
投稿日 2001年4月22日(日)22時46分 T
まず、犬猫を放棄する原因に社会的な理由がないかどうか考えて頂きたい。 もしそういうことがあるとしたら その時の飼い主の責任とは最期を見届けるということだと思います。 ですから、決して矛盾はないと思っています。 もちろん、“その時"にいたるまでの間には、 取るべき方法・試みるべき方法があると思います。そこで、 それについてのサポートなりが今十分にあるのか..これについても 考えるべきことだと思います。 ここで、“不幸な動物を減らすために...."の補足... まず、飼う前にそれなりの専門家に相談すること...ということを 付け加えさせて頂きます。ただ、その専門家なりもしくはそういうことを 相談できるところがあるのか...十分にあるのか...どう思われるでしょうか? 飼っていた動物を手放すとき、心に痛みを感じない人は この場にはいないと思います。ですからそういう人達のことはおいといて、 その他の人達のことを想いみることが大事だと思います。 今一度、飼っていた動物を手放ざるを得なくなった人の気持ち... そして本当に社会的理由が存在しないのか、 本当に世の中がコンパニオンアニマルという言葉の意味・意義を理解し そしてそれに応じた社会整備がなされているのか...考えて頂きたい。 ところで、 自分の手の中にいる犬猫を大切にする...大事なことだと思います。 そしてそれとバースコントロール(繁殖制限)とは相容れないと思うのですが..。 ですから、私が異をとなえているのは あくまでも避妊のための“手術"です。 T PS 妊娠中の避妊手術について... やはり出産にはそれなりの危険そして苦痛が伴うと思います。 そしてその後のことを考えもし苦痛だけが残るなら 手術は考えてもいいと思います。 結局、 出産のリスクと手術のリスク 出産(後)の苦痛と手術の苦痛を比べてみて(想いみて) 結論を出すのがいいと思います。 保健所について... やはり保健所での殺処分というのを廃止するということも 考えてみるのも必要なことだと思います。 |
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