獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200104-338

害獣って誰が作るの?
投稿日 2001年4月26日(木)10時40分 りんママ

皆様、長文で失礼します。m(__)m

Tさんへ

>ただ、しつけができていないその結果が悪いというのを
>飼い主だけの責任とするのはどうかと思います。

森の猫さんと同じ意見です。すべて飼い主の責任です。(下記参照*1)
牙のあるモノは、どんなに小さくても、社会の中で人と共生させるには絶対に必要な事です。

>不幸な遺伝性疾患を持った犬たち、の飼い主達
>私が想像するに...別に苦しんでいないように思います。

獣医もしくは、その関係者から発せられる言葉とはとうてい思えません。(絶句です)
SHOWさん、心中察して余りあるモノがあります。
私の知人にも、股関節形成不全の子があります。彼女は、股関節の適合パーツがない為に手術も受けることが出来ません。
疾患が見つかっても手の施しようがないと判った場合の、飼い主(親)の苦しみは、人も動物も同じです。

>行政が奨励しているのは害獣としての犬・猫の繁殖制限だと
>私は思います。害獣を駆除する(減らす)ことは、
>行政の役目だと思います、が...動物愛好家と自負する人達までが
>同じ様なことをいうのは、私には今一つ理解できません。

Tさんへ、動物愛護の法律を良くお読みになって下さい。(下記参照*2)
そんなことは一言も書いてありませんよ!!。
害獣としての犬・猫の繁殖制限とは、どういう事でしょう?
害獣あまりにも人間にとって都合の良い言葉ですね。
またまた、社会に(行政)責任転嫁ですか!!

何度も申し上げますが、飼い主は責任を放棄するから、捨てられる子が多くなっているのでしょう?
その子達は害獣なのですか!(びっくり)

動物愛護家達は、どこから保護をしているケースが多いかご存じですか?
「生まれてくると幸せになれるかもしれない」等と、考えていらっしゃるTさんには、とうてい想像できないでしょうが。
自分たちが、保護した子の子孫を、同じ目に遭わせない為です。生まれた子すべての責任がもてるならその必要はないでしょう。しかし将来のことは誰にも判りません。その子から、将来生まれるかもしれない命の1つでもそういう事態にさせない事です。
助けた命の責任を全うして頂きたいからです。
あなたは、言葉が重要と言いますが、現実が何も見えてない。現実はもっと悲惨ですよ。

保健所で処分される動物の実態を見てから意見交換しましょう?
に対するお返事頂いておりませんけど。

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動物の愛護及び管理に関する法律(抜粋)
第二章 動物の適正な飼養及び保管
第一節 総則

(動物の所有者又は占有者の責務等)←*1
第五条 動物の所有者又は占有者は、命あるものである動物の所有者又は占有者としての責任を十分に自覚して、その動物を適正に飼養し、又は保管することにより、動物の健康及び安全を保持するように努めるとともに、動物が人の生命、身体若しくは財産に害を加え、又は人に迷惑を及ぼすことのないように努めなければならない。


第三章 都道府県等の措置等

(犬又はねこの繁殖制限)←*2
第二十条 犬又はねこの所有者は、これらの動物がみだりに繁殖してこれに適正な飼養を受ける機会を与えることが困難となるようなおそれがあると認める場合には、その繁殖を防止するため、生殖を不能にする手術その他の措置をするように努めなければならない。

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