意見交換掲示板過去発言No.0000-200104-391
Tさんへ。 |
投稿日 2001年4月27日(金)13時48分 たま
「遺伝性疾患の動物や飼い主は苦しんでいるか」・・・外見上悶え苦しんでなければやはり私の経験上の主観、私見では二者択一であればやはりそんな事はないと答えます。 Tさんは獣医をされているんですよね。その方の考えだと思うと本当にショックです。 私は昨年5ヶ月間に渡り治療のため通院してた子を亡くしました。 その間の苦しさなどはTさんには分かって頂けないのでしょうね。 決して不幸だといっているのではありません。 でも目の前で大切な家族が苦しんでいる状態、治療しても治る見込みもない状態の中、病気の子を見ていることは精神的に本当に苦しかったです。 それでもなんとか良くなる様にと獣医の先生を信じて通院しました。私に出来る事はそれしかないんです。 そしてそんな飼い主の思いも分かってもらえないような先生の何気なく発した言葉にどれほど傷ついたか分かりません。 病院の先生の前にいる時間はほんのわずかです。その姿だけを見て苦しんでる様に見えないと決めつけられるんでしょうか? 毎日は24時間ありその間小さな体で必死に苦しさと戦ってるんです。 なのに苦しさもとってあげる事も出来ない・・・自分は無力で、結局先生に頼ることしか出来ないんです。 そんな必死な飼い主の心の痛みを分かろうとすることなく「苦しんでいない」と言いきれる方が獣医をされてると思うと悲しいです。 少し前に言葉の暴力のことを言われていましたが、どっちが暴力などと比べることがおかしいと思います。 苦しんでる人に「苦しんでない」と言うと傷つきますが、苦しんでない人に「苦しんでる」と言うと「そんな事ないですよ」と言い返せばそれで済むんじゃないですか? 苦しんでる人がTさんに「苦しんでない」と言われて「こんなに苦しんでるんです」と言ってるにもかかわらず「苦しくない」と言われてるんです。 こんなに思いやりのない言葉はないと思います。人の痛みはその人にしか分からないと思います。 獣医をされてるんでしたらもう少し飼い主の心の痛みも感じていただきたいと思います。 |
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