意見交換掲示板過去発言No.0000-200104-44
まりママさんへ |
投稿日 2001年4月6日(金)02時24分 パールちゃん
まりちゃん、散歩が大好きで元気とのこと、なによりです (^ ^) 咳き込むのが慢性化すると心配ですから、まりママさんが実践されているように、 なるべく刺激を与えない生活が大切ですね。 急激な温度変化や激しい遊び、他犬との吠え合いなどには私も注意しています。 高齢でなおかつフィラリア持ちですと、 心臓が弱ってくるにつれて肺水腫の症状が出てくることがあります。 それを軽減するにはカラダの水分バランスを円滑に保たせる必要があります。 多飲多尿にならないように要注意です。 口から入る水分量と排泄で出す水分量を要チェックです。 血管を丈夫にする食べ物については獣医学的な根拠ではなく、 人間の栄養学の応用でやってるだけなんです。 それを前提に読んでくださいね。 #獣医師の皆さま、それは犬には関係なーいということがあったら、 ぜひ指摘してください。 ●牛または鶏のレバー:動脈硬化を防ぐビタミンB2、 赤血球の生成を促進するビタミンB12や葉酸、 酸素を体内に取り込む作用をする鉄分などが多く含まれる食品。 ただしコレステロール値が高いので、与えるのはときどきにする。 ※うちのフィラリア犬ダイちゃんはレバー本体を食べるとピーになるので、 茹で汁だけを10日に1回くらいの割合であげています。 ●鶏卵:肺の粘膜を正常に保つビタミンA、 動脈硬化を防いで細胞の再生を促進するビタミンB2、 赤血球の生成を促進する葉酸、 脂肪酸を燃焼させるパントテン酸などが多く含まれる食品。 ※ダイちゃんは冬場は1日1個の生卵をチンで人肌にあたためて飲みます。 ●きな粉:脂肪の代謝を促進するビタミンB6、 赤血球の生成を促進する葉酸、 脂肪酸を燃焼させるパントテン酸、 血液の凝固作用を正常にして動脈硬化を防ぐカルシウムなどが多く含まれる食品。 ※ダイちゃんの毎日のごはんにきな粉を小匙半分混ぜています。 おまけの食品としてはこんなもんです。 毎日のごはんはカリカリに肉スープをかけたものです。 肉スープは脂肪分の少ない鶏の砂肝を茹でたものを基本にしていますが、 砂肝以外の肉のときは茹で汁を一度完全に冷まし、 上に浮いて固まった脂肪をきれいに取り除いたスープをカリカリにかけます。 心臓に負担をかけないようにするには、人間と同じで、 腹八分目、適度な運動、リラックスできる生活が3原則だと、 かかりつけの獣医さんからも指導されています。 なによりも太らせないことが肝心ですね。 フィラリア持ちは血のめぐりが悪くなりますから、 人間の女性の冷え性対策なんかも犬の食べ物や生活に応用できますよ。 |
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