獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200105-291

どうしましょう
投稿日 2001年5月25日(金)11時44分 松田

はじめまして、うちのフレンチブルドッグ ベティ(5才メス)のことで皆さんに

お聞きしたいと思いおたよりしました。


@ 5月15日、通常通り朝の散歩(排尿、排便有り)、その後20分の経過後、息遣いが

  激しくなり腹部が膨らみ、出す舌の色が、紫色になりました。



A AM9:00係り付けのお医者様に受診を、いたしました。

  血液検査、心電図、レントゲンを行いました。

  血液検査及び、心電図には、異常が無くレントゲンにおいて、胃の部分が

  ソフトボール大に膨らんでおり、医師の診断で胃がねじれているので、

  緊急手術が必要との事、手術の準備中15分ぐらい後に、息遣いが、

  平静にもどり、通常通り元気に歩き出しました。



B 医師の診断は、胃のねじれは、癖になることが多いので、又、数分後に

  急死するおそれがあるので、余談は、許さない。

  しかし、今、治まっているので、様子を見ましょうとの事。



C 16日、朝の散歩後、20分程度のちに、息遣いが荒くなりました。昨日程度の

  ひどさでは、無かったが(舌の色は、ほぼ通常)、1時間程度のちに、元気に

  なりました。 

  その後、夕方6時に同様の状況がありました。

  その状況が、19日まで続き、家族相談の上、手術をお願いする事に、

  いたしました。



D 5月20日、手術を行いました。

  退院後、21日、22日は、息遣いが、荒くなる事は、ありませんでした。

  お水は飲みますが、食欲は、まるでありません。



E 23日、朝 8:00より、約1時間手術前ほどでは、有りませんが、

  息遣いが、荒くなりました。

  又、夕方にも同様でした。。

  医師に相談致しましたが、胃の動きを押さえる薬を、やめてみてください

  との連絡有りました。



F その薬の投薬をやめて見ましたが、状況は、変わらず受診致しましたところ

  ブルドック系の短鼻犬種は、呼吸困難になる事が多いとの事で、酸素ボックスと

  ステロイド注射とを行い、1日の入院をいたしました。



G 入院中にも同様の発作がおこり、その状況のレントゲン写真を10分ごとに、

  撮ったものを、拝見いたしました。

  手術前程度では、有りませんが、野球ボール大に、胃が膨れ時間経過と共に

  小さくなっていき、発作がおさまる状況が、よく解りました。



H 医師の診断は、癲癇性と思われるとの事で、薬の投与をうけ、帰宅致しましたが、

  朝夕2回の発作は、30〜40分程度おこります。

  その間、水は飲みますが、食欲は、まったく有りませんでしたが、23日、夜10時より、

  手のひらに、半分程度の缶入りドッグフードを、たべました。




以上のような経過です。



所感

発作の最中でも、ベティ-自体の意識は、ハッキリしており、癲癇により、息遣いが

荒くなり、空気が、胃の中に入るとの医師の説明に対して、ベティ-自体は、だんだんと

胃の圧迫感が、出てくると落ち着かなくなり、その不安からか体を私たちに摺り寄せて

きます。

その様な状況で、一種の脳神経障害が、原因で、胃が膨らむとは、思えないのですが、

又、医師に対して、『愚問ですが』とお断りし、胃の固定が充分では、無いのではないのかと

聞きましたが、否定されました。

以上、長々 申し訳有りませんでした。

よろしく、アドバイスお願い致します。


                                                 松 田








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