獣医および人医ではありません、ただの犬飼いです。

クラミジアとのことですが、クラミジアには３種あります。
性行為感染症（STD）と言われるChlamydia trachomatis(性器クラミジア感染症)、鳥から感染するChlamydia　psittaci(オウム病)とヒトから飛沫感染するChlamydia Pneumoniae（肺炎クラミジア）があります。

肺炎クラミジアは、1989年に発見された比較的新しい感染症です。
子供さんの検査の結果が、肺炎クラミジアであれば、ヒトが自然宿主となります。
自宅で鳥などを飼っていなくても、風邪と同じように感染は、ヒトからヒトへ咳などを介して飛沫感染(ひまつかんせん)し、肺炎などの軽症の呼吸器感染症を起こします。
インフルエンザウイルスほど感染力は強くなく、感染から発症(はっしょう)までの潜伏期間は３〜４週間と言われており、抗体の検査によると、健康な成人の半数以上が抗体陽性で、５歳未満での抗体保有率が低い事から、幼稚園や小中学校での流行により、多くの人は不顕性感染(ふけんせいかんせん)しているものと考えているようです。
微熱、鼻汁、咽喉痛、乾いた咳で長引く場合、またレントゲンでも典型的な陰影がない場合クラミジア肺炎を疑う必要性もあるようです。

先生方へ間違っておりましたら、ご訂正お願いいたします。