あなたは、ブリーダーさんから、犬を買う予定なのですね？
手元に来た子犬は、あなたになつき、貴方を親とも友人とも思い、
いやいっそ神様くらいに信頼して、愛情を捧げるでしょう。
絶対に、この人が自分を不幸にするわけがない、と、信じて。

そこまで貴方を信頼している子犬を、その喉の声帯をあなたは
取り去ってしまうというのですか？
ご自分あるいはあなたのお子さんがそのような手術を受けたらどんな
気持ちがするか、考えて下さい。

嬉しいから吠えようとしても、声が出ない。
何か来たから知らせようとしても、声が出ない。
吠えているはずなのに、声が出ない。
「吠える生き物」として生まれたもの、それが犬なのに、声を奪われて
それでもまだ、犬が幸せになれると思いますか？

犬はおもちゃではありません。
ていうか、いまどき、ロボット犬だって吠えるし感情らしきものをもって
いる（ように設定されている）のに、生きている犬の喉を切る手術を
したい飼い主さんがいるなんて、正直、驚天動地です。

とりあえず、１．犬の声帯を切る手術は一般的なことじゃない。
２．安易に手術を勧めるブリーダーはちょっと…(^^;)（これは推測ですが、
「マンションでも犬は飼えますよ。手術で声帯切ればいいんですから」
とか、軽く勧められちゃったんじゃないですか？）。
３．犬が吠えたら困るようなマンションなら、吠えない生き物を飼う。

というあたりをおぼえておいていただきたいものですね。
どうでもいいけど、犬って吠えるからかわいいんだと思ってましたが。
吠えることができない犬の、いったい何がかわいいんですか？