この間テレビでしていた狂牛病についての討論会では
養殖魚の飼料にも肉骨粉が使用されているので
はという可能性が指摘されていましたよ。
以前から狂牛病との関連を指摘されてきた物が
これだけ幅広く使用されているという現状があれば
可能性はないとは言い切れないのではないでしょうか。
その分、二次感染を受ける可能性が拡大されたような
気がしてなりません。
感染源がもっと究明されない限り安全性は断言できません。

肉骨粉が混入された飼料が未だこれだけ多く使用されている
のにはそれなりの訳があります。
使用する側が家畜に飼料として長期間与え続けるには栄養価
もあり安価で入手しやすい、肉骨粉を商売として成立させて
いる業者が存在する、農水省の畜産家に対しての飼料として
使用しないようにする徹底した管理指導が成されていない事
などが上げられると思います。
経常利益があるということは商品価値が認められ、これまで
肉骨粉入りの飼料が指示されてきた証拠です。
人間に対しての安全性よりも、利益優先の農水省の体制を
改めない限り、少しでも有効な対応策を打ち出していくことは
無理だと思います。

ワイドショーでの街頭インタビューでは「しばらく牛肉を食べ
るのを控える」とかいう意見が目立っていましたが、具体的な
対応策がない現状で一体いつまでと区切る事ができるのでしょうか。
潜伏期間が数年と長いことを考えると、既に食肉として市場に出回
っている可能性も強く、これからの可能性も懸念されるでしょうし、
ある年齢層の方の子供の中には影響が出てくる可能性も否定は
できないことではないでしょうか。

一部の関係者達の問題ではなく、間違いなく私たちの日常の
食生活に影響を及ぼすかもしれないことなのに、安易に考え
ている人や無関心な人が多すぎると思います。