１２月２５日の　ぐりこさんへ
アカラス（私はアカラスと言っていますが、アカルスでもかまいません）の場
合、免疫に異常があって増殖していることが多いので、こちらの改善が進まな
いと治療によっても好転しない例はあります。
子犬の場合の発症では、早期に併発症状を抑えてあげると、成長とともに免疫
がしっかりとしてきて治療に反応してくれるようになります。これに反して、
老犬の場合ですと、免疫が衰えて行く過程での発症に手こづる例が多いようで
す。
お話によると、１歳のコギーということであり、病巣も限局しているようなの
で、隠れた問題点でもなければ、徐々に改善されていくと推測されます。よく
ならないという場合は、その問題点を捜す必要があります。
繁殖に使用する云々は、獣医師が尋ねられたら、繁殖させない方が望ましいと
いうしか回答はないように思います。繁殖には、生まれた子犬達に責任を持つ
という意味があります。単に犬の頭数が増加すれば良いということでもないと
思うのです。


１２月２５日の　Ｈａｌさんへ
初発より、２年半経過しており転位も無く、１３歳になっているというのであ
れば、ＱＯＬは確保されていると考えて良いのではないでしょうか？
私の経験では乳腺腫は転位しやすいというイメージがあります。再発があると
書き込まれていますが、今までは部分摘出にとどめてきたということでしょう
か？　抗癌剤の使用は考えておられないようなのですが、そうであれば、一つ
一つの症状障害に対象療法をとるしかないでしょう。
今までの治療方針が書き込まれたような内容でやってこられたのであれば、過
去に遡ってのやり直しはできません。Ｈａｌさんができることをしてあげれば
よいのではないでしょうか？