意見交換掲示板 2002年1月16日(水)18時40分

獣医師ではありませんがご参考まで。

　ご家庭の事情が許すなら、ときどきではなく常時室内飼いになさって、一緒のベッドないし布団で抱いて寝ることをお勧めします。
　強固な信頼関係構築のためです。信頼関係が強固だと、「世の中のあれこれの怖さ」があっても、「この人と一緒なら安心」がその怖さの幾分かを打ち消し、和らげ、世の中に立ち向かう勇気がでます。子供が公園などで遊んでいて、転んだりすると親のもとに駆け寄り、慰めてもらってまた勇気を得て遊びに行く・・・みたいなことが可能になるわけです。信頼関係が充分に強固でないと、「怖い世の中に連れていく人」＝「怖い人」という逆の連想になってしまいます。
　
　気の強いイヌが咬むのもやっかいですが、まだ対処しやすいともいえます。臆病なイヌが恐怖から咬むようになると、矯正にてこずります。臆病さは性格なのでそれ自体を直接なんとかするのは困難なので、臆病でもなんとかやっていけるように、イヌではなくヒトが変ってやるほうがよろしいかと思います。

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