こんにちは。薬剤師をしていますラブと言います。
この場を借りてお伺いして良い事かどうかちょっと迷いましたが、もし参考になるお話
を聞ければ幸いと思って思い切って投稿しました。
私は犬の避妊について色々悩んでおります。私自身薬剤師という職業ですから、
女性ホルモンと乳癌の関係などについては知識として理解しています。
ですから、良く言われる早期に避妊すべきという考えには大賛成なのですが、
１つだけ避妊のデメリットとして気になっている事があり、色々な本で探して
みたのですが、記載されている物はありませんでした。
獣医の先生方が、どのようなお考えを持っておられるのか？を教えて頂けたら
幸いです。
それは骨の問題なのです。人間でも閉経後に急速に骨量が落ちる事は知られて
います。最近新しく発売になった骨粗しょう症の薬の前臨床実験のデーターで
ネズミとサル（はっきりした種類は忘れましたが）における卵巣摘出モデルの
骨量のデーターが公開されたのをみました所、これらの動物でも卵巣摘出に
よって有意に低下している事が分かりました。とすれば当然犬でもそうだと
思われます。ですが、避妊（多くは子宮卵巣摘出だと思いますが）のデメリット
として骨量低下と書かれている本やサイトを見た事がありません。（見つけられない
だけだったらすみません。知っている方がいましたら教えて下さい）
私としては、だから避妊は良くないというのでは無くて、そういう事があるの
だったら、活性型ビタミンＤを投与するとか、日光浴や散歩を増やすとかの
アドバイスが飼主に必要では無いかと疑問に思うのです。
それとも犬ではそういう事はないのでしょうか？
正直言うと、そんな事はとても考えられません。避妊におけるメリットを十分
理解した上で、デメリットも十分に説明して欲しいと飼主の立場で思いますし、
癌ほど怖い病気でないにしても骨は大切な物ですから、骨量を減らさない生活
習慣や食生活のアドバイスも非常に大切な事だと思うのですが、獣医師の皆さん
はいかが思われますか？