意見交換掲示板過去発言No.0000-200201-137
ホルモンと骨などの関係 |
投稿日 2002年1月19日(土)19時05分 ころ
フェレット飼いのころと申します。 避妊手術と骨密度のお話とても興味をもちました。 便乗質問ですがお願いします。 うちのフェレットは副腎疾患ですが心臓病の為に 手術をしないで、リュープリン(LH−RH誘導体) という薬で性ホルモンを去勢避妊(以下)のレベルに 押さえることで症状を押さえる治療をしています。 (PRO VETという雑誌の 2001 4月号に関連記事あります) また、私の希望で術後の再発防止にこの薬を使っている子もいます。 長期連用になりそうなのでやはり骨塩量の低下とその他に身体に どのような影響が出るのかが気になります。調べていると 性モルモンの働きでたんぱく質同化作用という言葉があった のですがよく分かりません。性ホルモンを押さえてしまうと 筋肉とかが落ちてしまうということなのでしょうか? これは性ホルモンを押さえていても、なにか他のホルモンか なにかで補えるような類の働きなのでしょうか? 骨塩量の低下以外の弊害の可能性も教えていただけましたらお願いします。 あと、全くの素人なので難しいことは分からないのですが、 うちの子がホルモン定量検査をやった時に、ホルモンの参考値 (フェレットの。。ではなくて犬かネコの値?のようです) というのを検査機関から頂いたので何か参考になるかも。。 と思い書き込みます。 それによるとエストラジオルという女性ホルモンは 発情初期 12〜25 pg/ml 妊娠中 10 pg/ml以下 避妊されメス 7 pg/ml 雄 10 pg/ml以下 だそうです。フェレットは避妊済みでも副腎から性ホルモンが 分泌されます、多分他の動物でもそうだと思うのですが。。。 この避妊メスのホルモンの値が骨塩量の低下に繋がるほど 少ないのかの判断は私にはつきませんが、避妊されても 女性ホルモンが全く出なくなるわけではないようです。 フェレットの場合、ショップで売られている子の殆どが 生後まもなく避妊、去勢されていますが 日本での年齢層が低いのもあるのか?、私はフェレットの 骨粗しょう症の話は聞いたことがないし、かかりつけの先生 によると一般的にフェレットの骨は丈夫なのだそうです。。。 でも、人間ではホルモン補充療法なんて言葉もきいたことがあるし。。。 うちの場合は、薬を使うことで副腎からの性ホルモンをも押さえて しまうのでどんな影響があるのも考慮した上で、治療効果と弊害のバランスを 考えたいと思っています。(根治治療ではないので。。。) よろしくお願いします。 |
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