意見交換掲示板過去発言No.0000-200202-18
re仔ウサギ |
投稿日 2002年2月5日(火)02時47分 はたの
獣医師ではありませんがご参考まで。 量と回数。 頑張るならば、体重変化を記録して調整します。品種ごとの差が大きいので「その品種の」データをさがされるのがよいと思いますが、標準値と比べながら量を加減。手元の日本白色種のデータだと、1〜2週齢で、1日あたり8パーセントぐらいの増加率ですが、そのまま適用してよいかは? 目安程度にお考えください。 あるいは、目分量+体重管理で。体からして胃の大きさって大体わかりますよね。それよりやや少なめに。逆流して気管に入ると怖いので。で、回数は取りあえず多めにしてみます。3回か4回か、下痢しないていどで。何日か体重記録をとってグラフを書きます。斜めの線が書けたところで量を減らしていきます。ある量を下回ると、体重増加率が落ちます。言い換えると、ある量以上やっても、消化吸収効率が下がって身にならないわけです。この「調度良い量」が体重の何パーセントになるか出して、その後はそれを基準に、様子を見つつ増減。というのが、動物園などでデータ不足の動物を哺乳する時の目安となっています。当初の数日はカン頼りになってしまうので、データを探されるのがベターではあります。 濃さは手元の資料に見当たりませんでした。乳成分の比較表ぐらいどこかにありそうな気がしたのですが・・・。粉ミルクメーカーに聞いてみるのも方法かと思います。濃さが直接わかればよし、乳成分だけなら、細かいこといってもしかたないのでとりあえずカロリーベースで調節なさってはどうでしょうか。 飲ませ方。 胃まで入れてしまうのが結局は早道という気がします。くずぐずいじりまわしていると体力を消耗しますから。近くの獣医さんに直接指導してもらってはいかがでしょうか。 |
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