獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200203-228

RE 狂牛病とドッグフードの安全性についての疑問
投稿日 2002年3月30日(土)09時54分 田口正行

BSEが犬に感染するのか?という問題はまだハッキリとわかっていませんから、明確なレスは付かないと思います。
BSEやプリオン感染症事態がまだハッキリとしていませんが、例えばアメリカはBSEの清浄国とされていますが、プリオン病では鹿の海綿状脳症があります。
けれどもこれは人への感染例がないので現状では安全と認識されていますが、BSE自体もかつては種の壁をこえることが出来ないと考えられていました。

BSEについて言える事は感染力は決して強く無いということ。
種の壁はある程度存在すると思える事(もしも全くなければ、大変ですが)。
日本ではBSEのプリオンはごくわずかしか存在しないと思いますから、これに当たる確立はべらぼうに低いと考えられる事です。
(イギリスでは子牛に代用乳の使用を禁止したところ新規の発症が急速に減少しているそうです)

また、犬のフードの安全性については種の壁があれば問題はありませんが、良くわかっていないと言うのが現状だとおもいます。フードメーカーによって対応が別れています。
あるメーカーは全肉からつくるプレミアムフードと肉骨粉も一部使用する一般食というふうに製造をわけているそうです。
ペットフードについては通常の加熱処理では感染性が全く無くなるわけでは無いので、ドライフードは大丈夫と言うわけにはいきそうにありません。


◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

サポーター:「ペット用品販売」「犬の快癒整体」OrangeCafe様のリンクバナー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。