獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200206-63

RE:耳の病気(なち 様)
投稿日 2002年6月8日(土)10時06分 シゲ

こんにちは。呼吸が早い状態が続いて、舌が紫色とか、咳を伴うとか、横になりたがらないなどの症状があるなら心配すべきでしょう。そうでなく、一時的に呼吸数が多くなったと言う程度なら心配ないと思います。気候や年齢、不安要素で一時的に多くなることはあります。また、ゴールデンはもともと涎が多い犬ですので、嚥下障害などなければ様子をみていただいてよろしいかと考えます。耳ですが、体質と言う点ではアレルギーとか脂漏体質とかでしょうか。アレルギーからの継発とすればその原因となるものを避けることでしょうし、脂漏体質の場合は体質を変えるというより、耳のケアーを定期的になされることでしょう。菌とか外部寄生虫については調べられたようですが、外耳炎の状態でも炎症の原因はやはり、細菌や真菌、その他の物によるものでしょうから、その辺の治療はされていると思います。しっかり治療されませんと慢性化し易いですので注意が必要です。ゴールデンは耳のトラブルが起き易い傾向がありますので、普段からのケアーが必要です(1週間に1度程度)。かんしと綿花に洗浄剤を用いてやさしく、気長に実行されることです。現在の状態が分りませんが、耳垢などは獣医師により取り除かれていると思いますが、あると奥に押しこむことのないよう注意してください。ご参考まで。

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