意見交換掲示板過去発言No.0000-200207-3
RE2:ひまわり 様 |
投稿日 2002年7月1日(月)09時17分 シゲ
再び。「睾丸がどこにあるかによる」と」書いたのはまさにこのことです。鼠頸部(皮膚の上から分かる位置)だと簡単ですが、腹腔にある場合探すのが難しい場合があります。精巣が滞留して腫瘍化するのは正常な場合に比べて数十倍との報告もありますが、本当のところは分かりません。大抵は皮下に隠れている場合がほとんどですが、お話しからすると腹のなかにあるようですね。これは飼い主のかたの判断ですが、担当の先生がそのように言われるなら、それに従ってもいいかとも思います。必ず腫瘍化するとは限りませんから。ただし、腹の中に睾丸があって万一腫瘍化した場合は症状が出にくいこともありますので、6才以上になったら注意が必要です。精巣は胎児の時代から腎臓の後ろ側から少しずつ移動してきますので、どこにあるのか特定が困難な場合もあります。因みに僕が学生時代にに飼っていたポメも滞留精巣でしたが寿命をまっとうしました。また、腹の中にある場合はまっても降りてこないでしょう。皮下にある場合は6ヶ月くらいでも降りてくる場合があります。先生とよく相談されてください。ご参考まで。
|
|
|
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」 ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴) サポーターや広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)、 多くの人々に支えられています。 獣医師広報板へのリンク・サポーター募集・ボランティアスタッフ募集・プライバシーポリシー 獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。 @mukumuku_vetsさんをフォロー
Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved |