こんにちは。
獣医のわたらいと申します。

＞いくみさん

ネコ白血病ウイルスは、一旦発症が始まると致死的な経過をたどることの多い、いわゆる不治の病的な病気の一つです。例外的なケースもありますが、発症まで至れば殆ど皆が亡くなります。
ただし、その病気との付き合い方、治療については、獣医師によって随分多様なバリエーションがありますので、もしも現状に行き詰まりを感じているのであれば、一度他院を受診してセカンドオピニオンを求めてみてはいかがでしょうか？
その中で、飼い主さんのライフスタイルにあった治療計画、ネコさんにも良さそうな治療、最終的には獣医師の人となり等もみて、「後悔のないお付き合い」の出来そうな治療を選ぶと良いと思います。
個人的には、初めに受診した病院で最後までやってくれると良いのですが・・

＞なつさん

乳腺の腫瘍は、５０％くらいの確率で良性（切除で問題ない）と悪性（いわゆる癌）が別れます。
乳腺炎などによる炎症であれば、抗生物質で腫れが退けてしまいますから腫瘍ではありません。
実際には経過を観察し、必要なら手術（または細胞診）を行って診断していきます。
腫瘍ならば、広範な乳腺切除を選択する事も、最悪の可能性を考慮に入れるのでれば、必要になります。
現時点では（取り越し苦労に終わるのか、やはり大事になるのか？）何とも言えませんが、あまり飼い主さんがうろたえないで、手遅れになったりする前に、毅然とした対応が出来ると良いですね。
イヌさんも４歳。まだ若いとも言えますが、ぼちぼち、そういうことも気にしてあげなければイケナイ年なのです。

＞おおるりさん

書き込みの内容だけであれば、そんなに大したことではないかも？と思えてきますが、それを決めて良いのは、「実際に」患者さんを診療した獣医師だけです。
飼い主さんが「安心するために」、一度、動物病院を受診されてはいかがですか？