獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200211-103

>脇腹にしこりが・・・ kazumiさんへ
投稿日 2002年11月21日(木)22時58分 おもめの水兵さん

横レスですみません たまに登場する獣医師のおもめの水兵さんです

気になるとなかなか心配が尽きないと思います。確かにオーストラリアの先生の
おっしゃるように問題ない場合もあるでしょうし、sangoさんのおっしゃるように
MCT(肥満細胞腫)のケースもあると思います。

日本の先生ならどうするかについてはまちまちであるとは思いますが、sangoさん
の書き込みにもありましたが、針をさしてそのなかに入ってきた細胞を検査する
FNA(吸引針生検)が一番手軽に出来る検査ではないかと私は思います。

もちろんしこり全部をとってきてそれを検査するほうがより確実な診断が下せるの
ですが、当然麻酔も手術も必要ですし、飼い主さんやわんちゃんの負担も大きい
です。それにくらべたらほとんど皮下注射と同じような感じで出来るFNA
(単にバイオプシーと呼ぶこともあると思います。)でまず調べてみるというの
がアプローチとして適切ではないかと思います。私が講演で聞いたアメリカの
腫瘍内科医の先生もバイオプシーを勧めておられました。

で、別の先生にかかられた時にはこういったことも含めて、どのような選択肢が
あるかということをうかがってみられたらよいのではないかと思います。

私見ですが、自分だったら1分しか診察してもらえなくて果たして信用できるか
と思ってしまうのですが・・・


◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

サポーター:日本ベェツ・グループ 三鷹獣医科グループ&新座獣医科グループ 小宮山典寛様のリンクバナー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。