意見交換掲示板過去発言No.0000-200211-83
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投稿日 2002年11月19日(火)18時19分 プロキオン
11月17日の ティアラさんへ 動物のウイルスと人間のウイルスとの往来ですが、これは同じ種類のウイルス であるからと言って必ずしも行き来するものではありません。 豚、牛、鶏等にもヘルペスウイルスは存在しますが、これらの動物が遠い過去 に共通の祖先から分かれたのと同じようにヘルペスウイルスの祖先も分化して 、それぞれの進化の道を辿っています。 分化の時期が古く、その後の独自の進化が進んでいる程、相互の行き来は成立 しにくくなっています。この近縁関係はウイルスの遺伝子地図でも見ないと私 達臨床家には分かりません。 お子さまと新生児犬とは接触しない方が良いというのは、尋ねられれば、その ように答えざるをえませんが、まあ、通常の衛生状態を維持していただけるの であれば、さほど神経質にならなくても良いのではないでしょうか。 11月17日の fumieさんへ 犬の下半身が麻痺して立てないということですが、まずは原因をきちんと調べ ることが大切です。全ての症例が同じ理由で同じように立てないというわけで もないと考えます。 そして、これも何度も書いていますが、車椅子を製作している会社はどちらの 動物病院であろうとカタログを送付していますので、お近くの病院から発注す る事が可能です。 11月17日の りおさんへ ウイルス性鼻気管炎と診断されてから、すでに3週間経過しているのであれば、 疾病はすでに次のステージに入ってしまっていると思います。 現在の結膜炎で目蓋が癒着するというのは、ウイルスではなく、細菌によるも ののように思われます。 11月18日の のぞちゃんへ フィラリアの感染成立を防止するためには、毎月1回薬剤を服用する必要があ ります。これは、ワクチンではなく感染子虫を駆虫する目的の薬剤です。 服用させていない月があったということなのですが、私も同じく今からでも服 用させることをお勧めします。 文章が長くなってしまいますので、理由は省略しますが、のぞちゃんが受けた 説明と同じ事を繰り返すことになると思います。現時点では それが一番良い 対処法になると考えます。 11月18日の まりまりさんへ ミニ豚を飼育されているのですか? この質問も多いですね! 疾病や飼育については県の畜産試験場が教えてくれえるはずです。診断だけな ら家畜保健衛生所が詳しいです。 そして、治療についてはほとんど対応してくれる病院はないと思います。これ は豚という中家畜が、疾病の蔓延防止こそが大事であって、なまじ治療に関わ っていると群全体に損耗を広げてしまうという理由があるからです。 では、まったく皆無かというと経済連や飼料会社に勤務している獣医師が診療 している場合があります。こちらは必要にせまられてというところでしょうか。 清水市にお住まいであれば、そちらの港の名前を冠した飼料会社が存在します よ。顧客ではないので、診療してくれるという保証はありませんが、話しぐら いは聞いてくれるかもしれません。 11月18日の ウサギママさんへ 当該ウサギが雄か雌かにもよると思いますが、雌であれば、妊娠もしくは偽妊 娠の可能性が考えられませんか? 雄であれば、性的に成熟して大人になってきたということかもしれません。 お腹の毛を抜くというのであれば、雌のようにも推測できますが。 どちらにしても性別の確認は必要でしょう! |
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