１月１３日の　ｎａｎａｅさんへ
御質問の件についてですが、私はその番組を見ておりません。見ておりません
が患者さんに同じ質問をされました。
結論から言うと根拠はなく、商売上の営業活動かと推測します。

強いて、根拠になりそうな点を捜すと、チワワの普及に「湯たんぽの代わり」
というのが関わっていた点でしょうか。
チワワは小さく代謝が高いためにスムースタイプの場合、抱いていると、かな
り暖かさを感じます。このために湯たんぽの代りにベッドに連れて行くという
用途があったようです。
寝室の温度が低かったりすると、ベッドに入ってから咳が誘発されることがあ
ります、そういう意味では体を暖めて眠りに入るのには役にたつかもしれませ
んね。

その発言をされた方の場合、過去にもヘアレスドッグがアレルギーや喘息に良
いと言っていた経緯がありますが、被毛がアレルゲンになるわけではなく、フ
ケとしての剥離上皮が問題になるので、毛の有る無しは程度の問題でしかあり
ません。
思うにその方の場合、自分のところで繁殖している犬達を首都圏のペットショ
ップで販売しているようですので、営業活動の一環としての意味合いの方が強
いように思います。

犬との交流による精神的な落ち着きとか、湯たんぽ代わりというのは、なにも
チワワに限る必要もありませんし、このところ、チワワの人気が上昇している
ので、むしろその動きをもう一押ししたくてというところではないのでしょう
か。
チワワを飼育すれば、喘息患者が治るというような話ではないと思いますよ。