１月１４日の　魔女さんへ
獣医師の副業という意味があいまいなのですが、国家試験合格者に獣医師資格
は与えられますので、有資格者の副業と解釈します。
有資格者が国家公務員または地方公務員でないかぎり、副業を禁止する規定は
ありません。これは何も獣医師に限定した話ではありません。
民間の会社に勤務する場合は、その会社の社内規定によりますが、法律による
規制はありません。動物病院に勤務する勤務医の場合もこれと同様です。
副業そのものは、獣医師だからといって規制を受けるものではありませんが、
副業の内容そのものはモラルに反しないものであって欲しいと思います。

獣医師の資格を有した者が他の職業につくケースも相当にあります。歌手やプ
ロスキーヤーには有名な方がいますすし、写真家にもいます。

１月１４日の　てつさんへ
避妊去勢の実施は各自治体とも大きな問題と考えており、順次補助金が出る傾
向にあります。愛護団体もその実施情況の把握に努めており、獣医師広報板に
おいてもその努力に努めていると耳にしています。
しかし、地元のことは地元の者が一番知っているのが道理というもので、塩尻
市のことであれば、塩尻市役所にお尋ねになるのが最も確かで早い方法です。

１月十五日の　あんさんへ
目やにに原因をアレルギーとお考えのようですが、まず、診療をうけてからの
話のように考えます。
アレルギーやアトピーについては、
１、病気を示唆する既往歴があること。
２、典型的な臨床兆候があること。
３、鑑別診断が実施されており、類似疾患が除外されていること。
の３点が前提であると、昨日も某雑誌で読んだばかりです。

結論を急いで、あれこれいろいろな治療に手を出してしまうと、それこそ疾病
を修飾してしまい、より複雑なものにしまいかねません。
本当にアレルギーを疑っているのであれば、アレルギーに付いて学び、長期戦
の覚悟をする必要があります。


１月１５日の　あれいさんへ
私も田口先生と同じように腎臓が悪いのですか？という考えです。
ＣＲＥとはクレアチニンのことですよね。
この値が０．６であれば、異常値とは言えません。正常範囲ですし、健康な猫
の中にももっと高い値はいっぱいいると思います。
たまたま、そういう値が出たと言う事なのか、点滴の後で下がったのか。とす
るなら肝機能値はとんでもなく悪いということになりますが。

腎臓が悪いというのは、あれいさんの意見なのか、主治医の先生の意見なのか
が１点。そして、どのような情況下での検査値なのかがもう１点です。

療法食も腎臓系が出ているようなのですが、これについても同じ事が言えます。

また、療法食は他の物を与えない、混ぜないが原則ですので、何種類も並べて
好きなものを選ばせているというのであれば、本来の役目をはたしません。
食事内容よりも食べる事が優先ということであれば、療法食にこだわる必要は
ありません。

検査値と餌の種類や情況にどうもちぐはぐな感じがあります。値の書き間違い
ということでしょうか？