意見交換掲示板過去発言No.0000-200301-64
「子犬が歩きません」の本田様へ |
投稿日 2003年1月10日(金)17時55分 しっぽ
たしか、レトリーバ系のMIXでしたね。病院は一箇所だけ診察しただけですか? 脱臼前から歩く時に後ろ足がフラフラしているのは、股関節形成不全の特徴と 似てるかもしれませんね。 診察してくださった獣医さんを信用しないわけではありませんが、 動物医療でもセカンドオピニオンは当たり前になってきている時代です。 診察を受けた先生の説明で、飼い主として納得できない部分が少しでもあるなら 他の先生の意見を聞いて見たほうが良いとおもいます。 それでも、医学的に異常がないということであれば、精神面の問題があるかも しれません。犬といえども人と同じように感情があります。 脱臼の痛みが強烈で、また歩いたら痛くなるかもと、歩く事に恐怖を感じている かもしれません。犬の感情を一番理解してあげられるのは飼い主自身です。 どんなに腕のいい獣医師でも、犬の細かい感情までは理解できません。 あなたは、何故犬を歩かせたいのですか? 歩けない犬がかわいそうで、何とか歩かせてあげたいのですか? それとも、寝たきりだと犬の世話をする人間が大変だからですか? あなたの書きこみを読んで、私は後者の方だと感じました。 少々、キツイことを言ってしまいましたが、まずは子犬を愛してあげてください。 そして、子犬をやさしく励ましてください。 立って、歩くまでに何日かかろうとも、飼い主である自分がついているよ。と 安心させてあげてください。 強烈な恐怖や痛みなどのショックを受けた場合、人間はセラピーが必要な場合があります。 犬だって一緒です。そして、セラピーができるのは飼い主のあなたなんですよ。 子犬が早く歩けるよう祈っています。 |
|
|
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」 ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴) サポーターや広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)、 多くの人々に支えられています。 獣医師広報板へのリンク・サポーター募集・ボランティアスタッフ募集・プライバシーポリシー 獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。 @mukumuku_vetsさんをフォロー
Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved |