意見交換掲示板過去発言No.0000-200304-13
やはり、麻酔についての補足 |
投稿日 2003年4月3日(木)16時14分 プロキオン
麻酔というのは、鎮静剤とのコンビネーションで使用するので、その組み合わ せでによって、さまざまな使い方があります。 注射による全身麻酔でも短時間作用のものから長時間作用のものまであります。 臨床医なら、このさまざまなバリエーションの中から、使用する麻酔を選択す ることになります。もちろん、いつもはこうしているというお馴染みの麻酔も あります。 局所麻酔による手術もありますよ! 帝王切開も局所麻酔で実施可能です。も っとも相手が小さくて助手の手がたくさんあるときですが。 また、牛等では全身麻酔は重篤な結果を招くことが予見されますので、胃の切 開手術等もすべて局所麻酔で行われます。 普通は短時間型の麻酔で導入して、気管チューブを入れてガス麻酔で維持する パターンが多いのではないかな。 鎮静剤投与後にガス麻酔で導入するケースもあると思います。 麻酔は本当にいろいろな方法がありますし、薬剤も変遷がありますので、いつ までたってもこれでOKということにはならないものです。 |
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