意見交換掲示板過去発言No.0000-200304-165
Re:水頭症 |
投稿日 2003年4月23日(水)02時15分 パールちゃん
まーさんへ。 水頭症は脳の中の脳室という部分に水がたまり、それが脳を圧迫する病気です。 先天的水頭症が多い犬種は、チワワ、マルチーズ、ポメラニアン、 トイプードル、パグ、ペキニーズ、小型テリア類などです。 後天的水頭症としては、感染による脳の炎症や、 出生時に産道に頭がひっかかって障害が起こるなどの原因が考えられます。 姿勢が定まらなかったり、うろうろと歩きつづけたり、 頭を壁に押しつけてじっとしていたり、視力の低下や失明などが主症状ですが、 なんの症状も表さないこともあります。 水頭症かどうかの診断は、レントゲンやCTスキャン、脳脊髄液の採取などの検査とともに、 犬をよく観察して判断します。 症状の程度により、たまっている水を減らす薬の投与や、水をバイパスさせて他に流す手術を行いますが、 深刻な症状でない場合は経過観察の例も多いようです。 |
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